会社を作るか個人事業で行くか:vol.55
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渡辺税理士事務所メールマガジン(ナベレポメール) 第55号
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こんにちは、税理士の渡辺宏幸です。
先週、健康診断に行ってきました。
加齢とともに身長が縮む、と聞いていましたが、
180センチを超えていてホッとしました。
オプションで胃カメラをつけたのですが、
やはり呑むとき、呑んでからの違和感には
相変わらず慣れません。
とりあえず、胃にはピロリ菌がいなさそうだ
ということと、
胃に異物は発見されなかったので、
当面は安心できそうです。
車に車検があるように、
人間にも定期的に検査するべきではないか、
そう思っております。
突然何かが起こることのないように、
定期的にチェックとメンテナンスは
欠かさないようにしたいものです。
では第55回目をお送りいたします。
【個人事業者と法人成り】
独立して仕事を始める、商売を始める、
お店を持つなどという場合、
個人として屋号をつけて始めるのがいいか、
会社を立ち上げてスタートさせるのがいいか、
よくご相談をいただきます。
会社に勤めていた方が独立する際には、
必ず会社を立ち上げないといけない、と
お考えの方が多いように感じます。
たしかに一定規模以上の企業になると、
取引をするのは法人のみで、
個人事業者は取引してもらえない、
という現状があります。
ですが、事業を立ち上げるには、
必ずしも会社を作る必要はありません。
当渡辺税理士事務所も、個人事業者ですし。
では個人と法人どちらにするのが
事業を発展させるために効果的なのか、
私の考えをお伝えいたします。
立ち上げ当初は身の丈から始める、という場合には
どうしても必要であるときを除いて、
個人事業で始めることをお勧めしています。
法人にするためには費用がかかること、
法人だと財布を明確に分けなければならないこと、
経理や税金の申告が複雑なことなど、
お金や手間暇がかかることがその理由です。
自分一人で小さく事業を始めるのであれば、
お客さんを掴み、少しずつでも売上をアップさせて、
こつこつお金を貯めていくことを優先させるべきです。
そして、事業が大きくなってきて人を雇ったり、
税金のことが気になってくるようになったら、
法人成りすることのメリットを検討する、
という進み方が良いと考えます。
逆に、当初から一定規模以上の売上が
間違いなく見込めるのであれば、
法人から始めることを考えても良いと思います。
また、上にも書いたように、
取引したい相手先が、個人事業者とは付き合わない、
という場合には、法人化の必要があります。
独立起業をする場合、
まずは個人で始めることを検討し、
法人で始めた方が良さそうでも、
資金面や手間を良く吟味してみる。
私は普段、このように勧めています。
もちろん、資金の準備もばっちりで、
一定数の顧客も掴んでいる場合などは、
当初から株式会社でスタートした方が
成長が早いですから、
必ず個人事業から始めないといけない、
ということもないです。
【編集後記】
マイナンバー、個人の分もやっと発送が始まったようです。
https://www.kojinbango-card.go.jp/cgi-bin/tsuchicard/jokyo.cgi
すべて簡易書留での配達になりますので、
平日は受け取り不能、私もたぶん受け取れません。
その際の対応がこちらです。
http://www.post.japanpost.jp/lpo/mynumber/index.html
マイナンバーの対応については、
何度かこのメルマガでも申し上げましたが、
まずは今回の通知を受け取っていただき、
自宅に大切に保管しておいてください。
絶対になくさないように。
番号を使うのは来年になってからですし、
使うケースも本当にまれですから、
置き場所だけ覚えておけば良いと思います。
マジメな方々は、今年のうちから
一所懸命集めているようですが、
私としては、来年になってから動けば
十分に間に合うと考えています。
取り扱い方法も、なるべく手間暇リスクを
自分のところにおきたくないので、
クラウド利用を予定しています。
当事務所としては11月に入ってから
クライアント対応の準備のために
いろいろと動き始めますが、
事業者の方はまだ大丈夫です。
世情の動きを高みの見物でよろしいか、と。
今号は以上です。
またよろしくお願いします。
ご意見・ご感想をいただけると嬉しいです。
info@watanabezeirishi.com
渡辺税理士事務所 渡辺宏幸
東京都調布市小島町1-35-3レジダンス・オノ803号室
http://www.watanabezeirishi.com/
渡辺税理士事務所メールマガジン(ナベレポメール) 第55号
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こんにちは、税理士の渡辺宏幸です。
先週、健康診断に行ってきました。
加齢とともに身長が縮む、と聞いていましたが、
180センチを超えていてホッとしました。
オプションで胃カメラをつけたのですが、
やはり呑むとき、呑んでからの違和感には
相変わらず慣れません。
とりあえず、胃にはピロリ菌がいなさそうだ
ということと、
胃に異物は発見されなかったので、
当面は安心できそうです。
車に車検があるように、
人間にも定期的に検査するべきではないか、
そう思っております。
突然何かが起こることのないように、
定期的にチェックとメンテナンスは
欠かさないようにしたいものです。
では第55回目をお送りいたします。
【個人事業者と法人成り】
独立して仕事を始める、商売を始める、
お店を持つなどという場合、
個人として屋号をつけて始めるのがいいか、
会社を立ち上げてスタートさせるのがいいか、
よくご相談をいただきます。
会社に勤めていた方が独立する際には、
必ず会社を立ち上げないといけない、と
お考えの方が多いように感じます。
たしかに一定規模以上の企業になると、
取引をするのは法人のみで、
個人事業者は取引してもらえない、
という現状があります。
ですが、事業を立ち上げるには、
必ずしも会社を作る必要はありません。
当渡辺税理士事務所も、個人事業者ですし。
では個人と法人どちらにするのが
事業を発展させるために効果的なのか、
私の考えをお伝えいたします。
立ち上げ当初は身の丈から始める、という場合には
どうしても必要であるときを除いて、
個人事業で始めることをお勧めしています。
法人にするためには費用がかかること、
法人だと財布を明確に分けなければならないこと、
経理や税金の申告が複雑なことなど、
お金や手間暇がかかることがその理由です。
自分一人で小さく事業を始めるのであれば、
お客さんを掴み、少しずつでも売上をアップさせて、
こつこつお金を貯めていくことを優先させるべきです。
そして、事業が大きくなってきて人を雇ったり、
税金のことが気になってくるようになったら、
法人成りすることのメリットを検討する、
という進み方が良いと考えます。
逆に、当初から一定規模以上の売上が
間違いなく見込めるのであれば、
法人から始めることを考えても良いと思います。
また、上にも書いたように、
取引したい相手先が、個人事業者とは付き合わない、
という場合には、法人化の必要があります。
独立起業をする場合、
まずは個人で始めることを検討し、
法人で始めた方が良さそうでも、
資金面や手間を良く吟味してみる。
私は普段、このように勧めています。
もちろん、資金の準備もばっちりで、
一定数の顧客も掴んでいる場合などは、
当初から株式会社でスタートした方が
成長が早いですから、
必ず個人事業から始めないといけない、
ということもないです。
【編集後記】
マイナンバー、個人の分もやっと発送が始まったようです。
https://www.kojinbango-card.go.jp/cgi-bin/tsuchicard/jokyo.cgi
すべて簡易書留での配達になりますので、
平日は受け取り不能、私もたぶん受け取れません。
その際の対応がこちらです。
http://www.post.japanpost.jp/lpo/mynumber/index.html
マイナンバーの対応については、
何度かこのメルマガでも申し上げましたが、
まずは今回の通知を受け取っていただき、
自宅に大切に保管しておいてください。
絶対になくさないように。
番号を使うのは来年になってからですし、
使うケースも本当にまれですから、
置き場所だけ覚えておけば良いと思います。
マジメな方々は、今年のうちから
一所懸命集めているようですが、
私としては、来年になってから動けば
十分に間に合うと考えています。
取り扱い方法も、なるべく手間暇リスクを
自分のところにおきたくないので、
クラウド利用を予定しています。
当事務所としては11月に入ってから
クライアント対応の準備のために
いろいろと動き始めますが、
事業者の方はまだ大丈夫です。
世情の動きを高みの見物でよろしいか、と。
今号は以上です。
またよろしくお願いします。
ご意見・ご感想をいただけると嬉しいです。
info@watanabezeirishi.com
渡辺税理士事務所 渡辺宏幸
東京都調布市小島町1-35-3レジダンス・オノ803号室
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- 2015.10.28 Wednesday
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