消費税の軽減税率(基本):vol.77

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    渡辺税理士事務所メールマガジン(ナベレポメール) 第77号
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    こんにちは。
    税理士の渡辺宏幸です。

    税理士会では調布FMで番組を持っていて、
    3月の放送分は私に当番が回ってきて、
    マイナンバーについて話しました。

    収録を2月に行い、
    放送はとっくに終わっているのですが、
    何一つ反応はありませんでした。

    大したことを話しているわけでもないので
    あまり聞いてほしくはないのですが、
    かといって反応ゼロというのも
    それはそれでちょっと寂しい気分なのです。

    自分で聞き直す気もないのに
    身勝手なことだなあ、と自分で自分に
    半ばあきれております。

    では、第77回目を送りします。


    【平成28年度税制改正:消費税の軽減税率】

    先月末の国会で、あまたの法案に混じって
    税制改正の法案も可決されました。

    昨年のこのメルマガで、私が
    「利権の誘導手段である」とお伝えした
    消費税の軽減税率も
    (10%への税率アップと合わせて)
    決定しております。

    また、消費税については、
    平成33年からインボイス制度の導入も
    決定しました。

    今回は、このうち軽減税率について、
    少々見ていきたいと思います。

    消費税は、平成29年4月1日から
    税率が8%から10%にアップすることになりました。

    それと同時に、
    「酒類・外食を除く飲食料品」および
    「週2回以上発行される新聞の定期購読料」
    は、消費税率を8%とする
    軽減税率制度が導入されます。

    現在、一番混乱しているのは
    「外食を除く飲食料品」の外食とは何か、
    ということだと思います。

    この疑問に答えるため、
    財務省では法案が通った直後、
    4月はじめにリーフレットを公開しています。

    財務省HP「平成28年度税制改正」
    http://www.mof.go.jp/tax_policy/publication/brochure/zeisei16.htm

    この中で、外食の定義を
    「飲食に用いられる設備(テーブル、椅子、
    カウンターなど)のある場所において、
    飲食料品を飲食させるサービスをいいます」
    としています。

    ただし、
    「お持ち帰りのための容器に入れ、または
    包装を施して行う飲食料品の譲渡」は、
    軽減税率の対象となります。

    さらに、一見外食に見えるのですが、
    有料老人ホーム等で行う飲食料品については
    軽減税率の対象となるとしています。

    一軒の飲食店で、同じ食材で同じように調理しても、
    お客さんが店内で食べると10%ですが、
    いわゆるテイクアウトは8%となり、
    同じ品物でも値段が変わることになるのは
    ご承知の通りです。

    では、持ち帰り用の容器に入れてもらったが、
    面倒になったし店も空いているから、
    お店に座って食べ始めたら、
    それは軽減税率の対象外だからと言って
    2%分を追加でお客からもらえるものでしょうか?

    飲食の現場に携わっている方にすれば、
    原則論は分かっても、
    いざそのときになってみると、どうすればいい?
    ということが様々出てくると思います。

    今後、具体的なQ&Aなどが出てくるはずなので、
    待ちたいと思います。

    また、軽減税率の対象物品を扱う
    事業者は、レジの買い換えや
    販売システムの更新をするという、
    出費が強いられます。

    これについては、中小企業庁で、
    補助金を出す制度が
    すでに始まっているようです。
    http://kzt-hojo.jp/

    法案が通る前からサイトがオープンされていて、
    役所仕事にしては手回しがよい印象です。

    何にせよ、消費税が複数税率になることで
    本当に面倒なことになるのは間違いありません。

    当たり前ですが、事務所としては、
    最新情報収集に当たっていきます。

    このメルマガでも随時情報を流していくつもりです。


    【編集後記】

    先月の月末、スタッフとの個人面談を行いました。

    当事務所では、四半期に一度、
    1時間程度個別に話をしています。

    ふだん、何も話をしない、と言うわけではないですが、
    他の人がいたり、まとまった時間が取れないことで
    話そうと思っていたのに
    機会がなくて伝えられないことがあるかもしれません。

    3ヶ月に一回、「あえて」「あらためて」
    機会を設けることで、
    そうしたギャップを埋めることができるように、
    という思いで行っています。

    最初はクライアントがやっていることの
    物まねではじめた個人面談ですが、
    いまでは私にとって、
    スタッフのいつもは見えない面を知る、
    貴重な機会です。

    特段の話がない場合には、
    ほとんど雑談、ということもありますが
    それは大きなことがなかった、
    という確認になりますので意義があります。


    今号は以上です。
    またよろしくお願いします。

    ご意見・ご感想をいただけると嬉しいです。
    info@watanabezeirishi.com

    渡辺税理士事務所 渡辺宏幸
    東京都調布市小島町1-35-3レジダンス・オノ803号室
    http://www.watanabezeirishi.com/

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